キク科アザミ属の多年草で日本に自生しているアザミだけでも50種類以上あるようです。 アザミは森林の中で見ることはなく、日当たりの良い草原とか土手などでよく見かけます。 名前の由来はいろいろあるようですが、トゲからのアザム(傷つける、軽蔑する…)からというのが一番多いようです。 | | ノアザミ 春から初夏にかけて咲く、花が大きくてきれいなアザミです。 いつもアゲハチョウやクマバチなどがいる、虫にも好かれる花です。 草刈りの時気をつけて刈らずにおくと、このとおり見事に咲き揃います。 多年草の上に種子もいっぱいつけるので保護したら一面アザミになってしまいそうです。中に時々薄いピンク色のもあります。
| | | ノハラアザミ ノアザミに似ていますが、こちらは夏の終わりから秋にかけて咲きます。花の咲く時期で区別がつきます。 他にもこの季節に咲く似ているアザミがあるようですが、これはたぶん “ノハラアザミ” だと思います。 ノアザミに比べるとトゲが多く、花は少し小さめのようです。 刈らずに保護すると茎は太く(直径5cm位)、草丈も1m以上に育ってしまいます。勝手ですが、土手などのように刈り込むと丁度いい草丈になるようです。
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