よく庭に植えられていすが、山に自生する常緑低木です。八重と一重があり、山に自生しているのは一重の方です。 果実が熟しても割れないため “口無し” と名前が付いたといわれています。 強い芳香のある花を梅雨時に咲かせます。雨に当たると受粉しにくいので、実成が少ない時は雨が影響しているのかも知れません。 葉はオオスカシバの大きな幼虫の好物なので、幼虫に食べられると瞬く間に葉も蕾もなくなってしまいます。 ただ、受粉にはオオスカシバ(成虫)が一役かっているようで、難しいところですね。 実は染料として使われ、繊維を染めるのはもちろん、食用としてもたくわんや栗きんとんなどに使われています。。 |