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| | 12月に山裾でツユクサの草取り中、落ち葉の中に落ち葉にそっくりなチョウがいました。 調べてみると、クロコノマチョウでした。 幼虫は? 調べてビックリ! 10月にきれいな緑色の幼虫だったので写真に残してありました。 幼虫の食草はススキで、見つけたのも、ススキの刈り込みの時でした。 この変身振りがすごいですね。
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| | 変わったテントウムシだと思ったのに、テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ) と言うそうです。 テントウムシはアブラムシを食べてくれるので好まれますが、こちらは草食で、野菜を食べてしまうので嫌われているようです。ナス科の植物が好物のようです。
最近は草食系の方が人気のようなのにね。 |
| | ボサボサだった竹の刈込が終わって何もない庭(畑?)で草を抜いていると、何匹かこの幼虫を見ました。くるっと裏返しになって移動するので、おもしろくて、調べてみました。 カブト虫の幼虫に比べると、平たくて少し毛深い感じです。 背面歩行ですぐに解りました。ハナムグリの幼虫でした。(写真右は成虫です) ――コガネムシの幼虫は植物の根を食べ、成虫は葉を食べるので、害虫とされますが、カナブン、ハナムグリの幼虫は腐葉土や朽ちた木を食べ、成虫は樹液や花に潜って蜜を吸う・・・植物にとっては嬉しい存在かも。――
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| | こんなかわいい虫を見つけました。体長2㎝位です。 調べてみると、クロモンシャチホコという蛾でした。幼虫は集団で桜や梅の葉を食べて育つそうです。 この幼虫に葉を食べられると、枝が丸坊主になってしまうそうです。 桜の木を見上げると、まだ丸坊主にはなっていませんが、穴だらけです。この幼虫がいるのでしょうか? かわいい! なんて言っていられないかも・・・ |
| | キアシナガバチ 攻
撃的な蜂ですが、巣に触らなければおとなしいそうです。草刈中、うっかり鎌が当たっていたら大変なことになっていたようです。樹木に付いた毛虫やカメムシなどを食
べてくれるそうなので、そっと大切にしたいです。調べたところ、9月頃には巣立ち、巣は空っぽになるそうです。 周りの草を刈ってしまったので心配になり、
2日後に見に行くと、巣が壊されていくつかの破片になって散らばり、蟻がいっぱいいました。天敵に見つかってしまったようです。かわいそうなことをしてしまいました。
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| | <一枚目の写真>オオスズメバチです。スズメバチの中でも一番攻撃的な蜂のようです。役目を終えたのでしょうか。刺激しなければ攻撃してくることもないそうですが、こちらがそのつもりでなくても・・・ 怖いですね。 首と胴と離れても、噛み付いたり刺したりするそうです。黒いものを追う習性があるそうなので服装も “要注意!” ですね。・・・でも、植物に付いた虫を食べてくれるので、植物にとっては頼もしい存在のようです。 <二枚目の写真>数日後、近くで巣らしきものを見つけました。冬まで近づかないでそっとしておくことにしました。
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| | エグリエダシャク また、枯葉に似た蝶がいました。羽を広げたまま動かないので “蛾” で調べてやっと解りました。 幼虫の食草はサネカズラやシキミだそうで、どちらも周りにいっぱいあります。 顔を写そうとして近づくと逃げられてしまいました。
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| | ベッコウバチ 地面の穴に、自分の体より大きなクモを入れようと、悪戦苦闘していました。しばらく見ていると中にクモを引きずり込んで出てきました。翌日見ると穴はしっかり塞がれていました(右下の四角の中)。 獲物を仮死状態にして卵を産み付けて、穴を塞いで何処かに行ってしまうそうです。 子供はこの獲物を食べて育ち、ここから出てくるようです。 前日、棒を立てて置いたので解りましたが、これでは何処だったか全く解りませんね。 |
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| オオシロフベッコウ 9/9 別の日、また地面の穴を出たり入ったりしている虫を見つけました。 ↑ 上のと同じベッコウバチでした。翌日同じ場所を見ると全く解らないように塞がれていました。 地面の下でもいろんな営みがあるようです。
私が知ったほとんどの虫は、親と一緒に生活することなく何も教えて貰わないのに、親と同じ行動をとって一生を終える…すごいですね!
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| | ザトウムシ…体長0.5㎝、足の長さ5~6cm 足の長い蜘蛛だと思いましたが、調べてみると、糸は出さないし、体にくびれもない、蜘蛛とは別の虫(ダニの仲間ですが人を刺すことはないそうです)でした。背中にトゲがあるものや、紺色の体をしたものもいるようです。森の掃除やさんと呼ばれるほど何でも食べるそうです。 長い足を前を探るように左右に動かしながら歩く仕草が“座頭市”のようでこの名前がついたとか。 もう一度よく見てみたい虫です。クヌギやコナラの幹によくいるそうです。 |
| | アメンボ…カメムシの仲間。 飴のような臭いと棒のような体からこの名前が付いたようです。 大きな目で落ちてくる獲物を見つけ、前足で捕獲して食べる。油汚れなどがない(体が浮かなくなるので)きれいな水に住んでいて、水がなくなったり、獲物がなくなると、飛んで移動する。 1年に3回位のサイクルで生まれ、冬は成虫のまま越冬して、桜の蕾が膨らむ頃に目覚めて活動を始めるようです。このアメンボは目覚めたばかりでしょうか? 真ん中の足で漕ぎ、後ろ足でバランスをとったり、方向を保っているそうです。 3/13
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| | カミキリムシ よく見かける黒に白の斑点があるゴマダラカミキリムシしか知らなかったのに、見かけた虫を調べてみると、これもカミキリムシでした。キイロトラカミキリとベニカミキリです。色も大きさもいろいろいて、まだ見たことはありませんが青色のカミキリムシまでいるようです。 カミキリムシは木の幹に卵を産み、幼虫は幹を食べながら成長するため、木を弱めたり枯らしたりする、木にとって害虫です。よく言われるテッポウ虫のことだそうです。5/15 |
| | テントウムシ 挿
し木にしようと戴いてきたフヨウの枝にこんな虫がついていました。何かで見たような気がして調べてみました。これがアブラムシを食べてくれるテントウムシ
の幼虫でした。テントウムシはアブラムシのいる所にしか卵を産まないようです。アブラムシがいるとすぐに消毒したり洗ったりしていたのでは有機栽培は出来
ませんね。この幼虫は終齢幼虫だったらしく翌日には蛹になっていました。テントウムシは食欲が旺盛で、幼虫でアブラムシを1日20匹、成虫になると1日に100匹位食べるそうです。5~6匹の幼虫が成虫になるまでにアブラムシ2000匹くらい食べ、成虫になるともっとってことです!大切にしなければ… 5/20
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| | エゴノネコアシ 名前のとおり、猫の足に似ています。 エゴノキにつく “ムシコブ” です。 この中にはエゴノネコアシアブラムシがいっぱい入っていて、初夏に翅の生えたアブラムシが出てきて、アシボソかチヂミザサに移って夏の間 世代交代を繰り返し、秋にはまた、翅の生えたアブラムシが生まれてエゴノキに移って冬を越すそうです。 他の木では駄目なのです。 このアブラムシはどちらの植物が絶えても生存できない…植物と虫の関係…不思議ですね。6/18
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| | ニイニイゼミ 7/9 夕方(PM5:30)水撒き中に見つけました。まだ脱皮したばかりで白かったです。30分後に見に行くと葉の裏に上手く隠れていました。今夜はここで過ごすようです。
<セミは卵から孵ると幼虫で木の根っこから栄養補給して7年ほど過ごし、地上に出て成虫になると7~10日位で一生を終えるそうです。仲間と会うことも無
く過ごしてきて、自分がセミだということが解っているのでしょうか。明日もお天気は良さそうです。元気に飛んで行ってほしいです。> ☆ここは3年前まで大木があった所です。7年は長い…コンクリートで固められなくて良かったね☆彡 |
| | トリノフンダマシ ア
カシデの葉にこんなものが付いていました。名前のとおり鳥の糞にそっくりです。蜘蛛の仲間でこれは雌(1cm位)、雄は3mm位しかないそうです。夜行性
で昼は葉陰にジッとしていることが多いのであまり見かけることがない蜘蛛だそうです。アゲハチョウの幼虫など、鳥の糞に擬態しているのはよく見かけます
が、これは初めて見たので棒で突いてしまいました。お休み中だったようでビックリして思わず蜘蛛の形になってしまったようです。7/29 |
| | おしゃれな虫たち カノコガ…羽が鹿子模様で蛾にしてはきれい。昼行性なのでよく見かけます。幼虫はモコモコの黒い毛虫でタンポポの葉などを食べているそうです。 ツマグロオオヨコバイ…こちらもよく見かけますが、動きがおもしろく、葉に触ると、くるっとそのまま葉の裏側に移動します。この動きから“ヨコバイ”なのだと思います。ツマグロは翅の褄が黒いことからですね。 ―どちらも見たままの覚えやすい名前です。 8/15
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| | おしゃれな虫たち <つづき> スケバハゴロモ…翅の透け方がおしゃれな1cmもない小さな虫です。小さいけれどよく見ると顔と体がセミのようです。幼虫がかわいく、緑がかった白色でお尻に白い毛の束がついています。 アオバハゴロモ…こちらも小さな虫で、細い幹に翅を縦に閉じて吸い付くように何匹も並んでいるのをよく見かけます。木の汁を吸うため大量発生すると害虫として嫌われます。艶消しの翅の縁が薄く紅をさしたようでおしゃれですね。幼虫は幹にカビが生えたような白い粉に塗れていて、こちらはかわいいものではありません。
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| | ミヤマアカネ…茶色が♀で赤色が♂。アキアカネとの違いは翅に茶色の帯があるところです。オスの赤色はきれいで茶色の帯の上も赤、背中も顔も鮮やかな赤色です。ミヤマアカネは止まっていてカメラを近づけても逃げません。8/25
9月になって、何十匹がまとまって飛んでいるのは “アキアカネ” で、暑い夏を山で過ごして9月頃里に下りてきます。飛んでいて写真を撮るのが難しいけれど、アキアカネは翅に帯が見えません。夏も避暑に行かない“ナツアカネ”というトンボもいるようで、飛んでいるトンボでの見分けは難しそうです。 |
| | 渡り蝶で知られるアサギマダラです。植えたばかりのフジバカマに2匹来ていました。この花が好きなこともよく知られていますが、こんな少しのフジバカマをよく見つけたと驚き!です。 春から夏に南から北へ、寒くなると北から南へ、北海道から九州はもちろん、南西諸島や台湾まで、1,000~2,000kmも移動するらしいです。この体で海も渡るのです。標高2,000m以上の高山でもよく見かけます。 ふわふわと優雅に飛ぶ姿からは想像できない体力の持ち主です。10/19
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| | ショウリョウバッタ…日本に生息しているバッタの中では最も大きく、メスは10cm位(オスは半分位です)あります。擬態しているので茶色のは見つけにくいです。頭部が斜め上に尖っているのですぐに解ります。旧盆の頃から姿を現すので“精霊”の名が付いたようです。 オンブバッタ…姿は似ていますが小型のバッタで、比べると頭部の角度の違いがよく解ります。しっかり翅があるのに飛ぶことはないそうです。メスはオスより体が大きい。名前のとおり、いつもメスの上にオスが乗っています(親子ではないようです)。 メスは大変ですね! 10/19
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| | アカエグリバ…枯れ葉に擬態している蝶(蛾?)は何回か見ましたが、これは見事です。近づいてよく見ても枯れ葉そのものです。幼虫の食草はここによくあるアオツヅラフジだそうです。これは成虫で椿の葉の上にいたので、枯葉だと思い、払うと動いたので気付きました。枯葉になりきっているので本来は動かないそうですが、まだ幼かったのでしょうか、落ちてすぐ動いたので見つかってしまいました。11/30
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| | カブトムシ…9月の初めにカブトムシが腐った杭に潜り込んでいました(写真左)。12月(写真右)、別の場所で腐った杭を抜いて新しい杭を入れようとすると、こんな幼虫が出て来ました。カブトムシ(大)とクワガタ(小)のようです。今日、3ヶ所のうち2ヶ所に幼虫がいたので、そっと元に戻しておきました。 カブトムシは秋に2回脱皮して5~6cmの3齢幼虫まで成長して冬を越し、春、蛹になり、夏、成虫になる…1年が一生のようです。雌は30個以上の卵を幼虫が食べ物に困らない様に場所を代えて1つずつ生むそうです。掘り返したらまだまだ出てきそうです。幼虫は毎日土の中で、一生懸命、木や枯葉を食べて土にしてくれているようです。12/2 |
| | アカシデメムレマツカサフシ…長い名前でとても覚えられませんが、アカシデに付くムシコブです。木に付くダニだそうで、調べても駆除した方が…とは誰も言っていないので、たぶん共存しているものなのでしょう。木が似ていて見分けが難しい“イヌシデ”とは、このムシコブの違いで見分けられるそうです。この木にはこの虫…何処を絶っても…何と繋がっているのか…解らないことばかりです。勝手な都合で絶つことは恐いですね。 ~なんて言って、アカシデが被害にあったら困るけれど~ 12/2
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| | クロコノマチョウ…見慣れたせいでしょうか、今年はよく見かけます。落ち葉がいっぱいの林の中で、フワフワッと飛んで、落ち葉の上に降ります。降りた所を見ていても見つけにくいです。 夏は木の幹に似ていて、秋は枯葉に擬態しているそうです。夏型、秋型と言い、これは秋型でこのまま越冬して春に卵を産むそうです。 (このページの最初のと同じです。) 12/10
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| | キタテハ…タテハチョウが枯れ葉の上に降りたので見ていると、羽を閉じて落ち葉と同じ色になってしまいました。後で画像を整理している時に、撮った自分でも気がつかずに処分してしまうところでした。 この蝶も夏型と秋型があって、この秋型はこのまま越冬するそうです。
この季節には枯葉や枯れ木に擬態している虫が多いようですね。12/17
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